毛髪ダメージの種類
 
 毛髪ダメージ
  
 

毛先が「絡まりやすい」のは、なぜ?

キューティクルが浮き上がりやすい状態のため、髪同士が引っ掛かりやすくなっています。

【解決方法】

キューティクルをくっつけて、髪表面をなめらかに。

 
キューティクルが浮いた状態


毛先が「細かくハネる」のは、なぜ?


毛先表面にすき間ができている状態のため、折れ曲がりやすくなっています。

【解決方法】
毛先にうるおいを補給して、おさまりのよい髪に

 
表面にすき間ができた状態

 
毛先が「パサついて広がる」のは、なぜ?
 

髪の内側にすき問ができていて、大きく折れ曲がりやすくなっています。

【解決方法】

うるおいと栄養を補給して、毛先までまとまりが続く髪に。

 
蛋白質が内部から抜出しすき間ができた状態
 

毛先が「うねって広がる」のは、なぜ?

毛髪にくぼみができ、乾燥してねじれています。

【解決方法】
脂質を補給し、水分バランスをととのえて、毛先までしなやかな髪に。

 
 水分バランスが崩れて、髪がねじれた状態


先が「硬くなっている」のは、なぜ?


髪の深部まで高い熱が伝わることで水分がなくなっています。

【解決方法】
髪の深部まで水分をゆき渡らせ、毛先までやわらかな髪に。


 
 
水の通り道(CMC)が崩れてしまった状態 
 
  髪素材について、さらに詳しく?
 
外部の刺激や薬剤から髪を守っています
キューティクル
毛髪の一番外側にある、うろこ状の平らな細胞。何層にも重なりあって毛髪の周りに外壁をつくり、外部の刺激や薬剤から毛髪内部を保護しています。
通常7~10枚が重なっていますが、細い髪ほど、重なる枚数が少なく、やわらかでハリがない傾向にあります。逆に、重なる枚数が多いほど、髪が太く硬くなっていきます。

毛髪の真ん中にある“称"の部分。
メデュラ
毛髪の中央付近にある組織成分。毛髪により、連続的に存在したり、連続しなかったりとさまざまで、細い髪には存在しない場合もあります。
空洞になった部分があり、そこに空気が溜まることで保温効果があるなどの説がありますが、まだ性質が明確になっていません。

髪にうるおいをキープしています
CMC

CMCは、水分子を含むタンパク質層と、脂質成分(主にセラミド・コレステロール・脂肪酸)からなる、細胞膜複合体と呼ぱれる水分保持機能を持つ組織。CMCの役割は大きく2つあります。

【1】キューティクル同士の接着
キューティクル同士はCMCにより接着されています。ダメージによりCMCが抜け出ると、キューティクルに浮きやはがれが起き、指通りが悪くなったり、毛髪内部のタンパク質が抜けやすくなりパサCMCによるつくなどの原因となります。

【2】毛髪内部(コルテックス)での、水分や薬剤の通り道

水分や油分は、CMCに誘導されて毛髪に浸透していきます。ヘアカラーやパーマもCMCを通って髪の中で作用します。そのため、毛髪内部のCMCが抜け出た部分には、それらがゆき渡らないために水分保持ができないだけでなく、ヘアカラーやパーマの薬剤も効果を発揮できません。
毛髪内部に保つことができる水分量は、CMCの脂質成分に影響されます。脂質成分の中でも、コレステロールは水となじみやすい性質を持ちます。コレステロールの割合が少ない太い髪・くせ毛は、撥水性が高くて髪がしっかりしていますが、水をはじいて水分量が少なくなる傾向があります。また、太い髪・くせ毛は、この撥水性が高いために、ヘアカラーやパーマの染まり・かかりが遅いと考えられます。

髪にやわらかさや弾カを与えています。
コルテックス

毛髪の主要部分の85~95%を占める組織で、ケラチンタンパク質が主成分。
毛髪に柔軟性や弾力性を与えています。
また、メラニン色素を含むため、ヘアカラーで染まる部分でもあります。
ケラチンタンパク質は、もともと高分子(大きい状態)ですが、ヘアカラー・パーマなどが繰り返されることにより、低分子(小さい状態)に変化していきながら、毛髪から抜け出ていきます。
それにより、水分保持力や強度が低下し、パサつき・切れ毛などのダメージが生じます。
また、ヘアカラー・パーマはコルテックス内のコルテックス細胞同士の間を通るCMCを通って毛髪内に浸透していくため、コルテックス細胞の詰まり具合によりダメージの受
けやすい場所が変わります。

 

細い髪・普通毛は、コルテックス細胞が密に詰まっていて薬剤が浸透しにくく、内部までダメージを受けにくいのですが、毛先表面にダメージが蓄積して、表面付近からコルテックスが抜け出し始めます。
毛髪が太くなるほどコルテックスの密度が少ない状態になっており、薬剤が浸透しやすくなっているので内部からダメージし、タンパク質が抜け出やすくなります。


 
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